歯の豆知識

2015年4月27日
治療の後に痛みが出るのはなぜ?

むし歯をとって詰め物をして治療が終わった!、、、なのにまだ歯が痛い!しみる!ということがあります。今回はこのことについてお話します。

まず最初に、みなさんはむし歯になったらすぐ痛くなるというイメージをお持ちではないでしょうか?しかし、実際は痛みなどの症状が必ずしも出るわけではなく、むしろ無症状で進行している場合がほとんどです。そして、むし歯が進行し神経に近くなると痛みが出てきます。

当然、痛くなくてもむし歯は進行していくのでとらないといけません。そのため、歯科医院ではむし歯を削りますが、歯の中には知覚を感じる『象牙質』という組織がありその中には細い神経繊維が通っています。むし歯はほとんどの場合は慢性的に進行するため象牙質まで進んでも必ず痛みが出るわけではありません。しかし、むし歯をとるということは、菌に感染した象牙質を削る、つまり象牙質を通る神経繊維の末端を削りとるということになります。治療後もしみるのが続くのはそのためです。

痛みの大きさにもよりますが、私達は出来れば歯髄を残すよう心がけています。たしかに、象牙質の奥にある神経の元『歯髄』をとればしみるような痛みはなくなります。しかし、歯髄の中には歯へ栄養を供給する血管もあり、歯髄をとることは血管をとることになり歯が脆くなります。また神経を取る処置自体が歯を大きく削るため、耐久性が無くなってきます。

それでは治療後の痛みは我慢しなければならないのでしょうか?
刺激が伝わり続けると歯は刺激を遮断するために、薄くなった象牙質を再度形成しようとします。これを『二次象牙質』といい、むし歯の進行度合いにもよりますが、二次象牙質が形成され痛みがなくなるまでは3ヶ月〜1年くらいかかりながら徐々に形成されてきます。また二次象牙質は歯髄・血管を取ってしまうと栄養供給がなくなるため形成されません。

治療が大きくなればなるほど歯の寿命は短くなります。
できるだけ神経を保存し、歯を長く保つように一緒に治療してきましょう。

2015年2月20日
定期検診

みなさんが歯科医院を受診する理由としては、「歯が痛い」や「歯がグラグラ揺れている」など、お口の中に症状が出てからというのがほとんどだと思われます。

もちろん原因はお口の中の汚れです。歯ブラシで磨ききれない部分には気づかないうちに汚れがたまり、むし歯や歯周病を引き起こしたり、口臭のもとになったりします。

そして注意しなければいけないのが、むし歯や歯周病になったからといってすぐに症状が出るわけではなく、知らない間に進行していることが非常に多くあります。そのため、何らかの症状が出てからだと、むし歯が思っていたより大きくなっており歯の神経を取らないと症状が改善しないことや、歯を支えている骨の吸収が進行し抜歯をしないといけなくなることもあります。

定期検診では、むし歯や歯周病の原因である汚れをみつけ、磨き方や適切な歯ブラシを使用出来ているかなどを患者さんと一緒に確認していきます。また、歯ブラシでは取りきれない汚れも専用の機械で取り除いていきます。

またむし歯がないかも確認します。小さいむし歯のうちに発見できれば大きく削ったり神経を抜くことも少なく、またさらに小さい初期のむし歯であれば、歯磨きなどで様子をみることもあります。歯周病に対しては歯ぐきの腫れや出血、歯のぐらつきも確認し、進行を遅らせるように適切な対応をしていきます。

その他、入れ歯があっているかをみたり、必要があれば顎の関節や、舌・粘膜などに異常がないかということもみていきます。

定期検診の間隔は個人差があります。当院では約3〜4ヶ月を目安にしていますが、歯磨きが苦手な方や歯周病の進行している方は間隔を短くすることもあります。

今、特に気になるところが無い方でも、まずは一緒にお口の状態を確認し、早めの治療そしてむし歯や歯周病の予防をしていきましょう。

2014年9月 2日
妊娠中の歯科治療について

 

今回は妊娠されている方から多く寄せられる疑問にお答えしたいと思います。

 

・妊娠中に歯科治療を行うことは可能ですか?

妊娠中に一般的な歯科治療を受けてはいけないという時期はありませんが、

妊娠初期や後期は緊急性がない限りは応急処置や衛生指導を優先します。

妊娠初期(2~4ヶ月)は薬の影響を受けやすく、

妊娠後期(8ヶ月以降)はお腹が大きくなり、診療の姿勢が取りにくくなるためです。

しかし全期間治療は可能ですので、いつでもご相談ください。

 

・胎児への薬の影響はないのですか?

(1)麻酔薬

歯科用の麻酔薬は、通常使用する量では母体や胎児にはほとんど影響ありません。

むしろ痛みを我慢することによるストレスの方が問題となることがあります。

(2)化膿止め・痛み止め

妊娠中に薬を飲むと胎児にも送られてしまいますが、ごくわずかです。

当院では母体・胎児への影響を考えて出来るだけ影響が少なく安全性の高いものを選択します。

 心配の場合は、お断りいただいてもかまいませんし、

かかりつけの産婦人科の先生にも相談してみて下さい。

 

・妊娠中の治療姿勢

妊娠中はつわりにより気分が悪くなったり、

お腹が大きくなってくると治療中の体勢がつらくなったりします。

できる限り苦しくない体位で、休憩しながら治療を行いますので、遠慮せずお申し出下さい。

 

・レントゲン撮影による影響はないですか?

歯科医院で撮影するレントゲンには、

顎全体を撮影するパノラマ写真と、2~3歯を撮影するデンタル写真があります。

パノラマ撮影では年間で自然に浴びる放射線量の約50分の1、デンタル撮影では約100分の1であり、

数回の撮影であれば問題はありません。

また撮影部位は口の中でお腹とも離れていますし、お腹には防護エプロンを使用しますので、

胎児への影響はほとんどありませんのでご安心ください。

また、レントゲンを撮影しないでも診察は可能ですので不安な方は申し出てください。

 

・妊娠中に口の中で気を付けることはありますか?

妊娠中は食事や間食の回数が増えたり、

つわりにより口の中が酸性になり歯が溶けやすい環境になっているため、

口臭が悪化したり、虫歯になりやすい傾向にあります。

また、妊娠中はホルモンの変化により歯周病菌が活発になり、歯周病にもなりやすい状態にあります。

しかし、これらは妊娠中の方全員に起こることではなく、口腔内の清掃を行うことで防ぐことが出来ます。

妊娠中はつわりがひどく、歯磨きが出来ないことが多いと思われますので、

 ・1日のうちで体調のよい時間に歯磨きを行う

 ・小さい歯ブラシを使用し、口の中の異物感を少なくする

 ・歯磨き粉は香料や味の強いものは避ける

 ・歯磨きできない時にはうがいを行う

など工夫をしていきましょう。

 

妊娠中は体調とともに口の中の環境も変化するため、虫歯や歯周病になりやすい状態にあります。

それらを放置しておくと、母体にもよくありませんし、

歯周病が早産や低体重児の原因になることも報告されています。

しかし、妊娠中は体の状態や悪かったり、また産後も子育てのために忙しいなど

なかなか歯科医院を受診できないことが多く、

また妊婦さんのなかには、薬やレントゲンに不安をお持ちの方もいらっしゃると思います。

しかし、妊娠しているからこそ、胎児への影響を考えるからこそ、

早めの治療や予防が必要なこともあります。

妊娠中であっても治療はできますし、薬も影響の少ないものを選択します。

妊娠中の方もそうですが妊娠の可能性がある方も、

現在の口の中の状態を確認するためにも早めの歯科医院を受診することをお勧めします。

2013年7月16日
上下の歯、触っていませんか?

歯科医院に来院する患者さんの多くはむし歯、歯周病が原因です。

しかし、顎関節症に悩まされている方々も実は多いのです。

顎関節症の原因は様々ですが、意外と知られていないのが「歯の噛み締め」によるものです。

寝ているときに歯ぎしりや食いしばりをしている、家族から指摘されたりして自覚されている事もあります。

でも通常、起きている閉口時に

上下の歯が当たっている

とこれは普通ではないんです。

本来は上下の歯が瞬間的に接触する時間をトータルすると1日に17〜18分くらいと言われています。

しかし、この歯と歯が当たってしまっている人は何時間も力がかかってしまっています。いくら軽い力であっても、歯を接触させる癖のある方は歯や周りの歯周組織に、本来の働きを遥かに超越する過酷な長期労働時間を強いています。

余分な力はエナメル質を痛め、歯槽骨を減らします。

これら、顎や歯に悪い癖、他にも様々ありますので、注意して下さい

・手枕、ほおづえ:下顎に大きな負担をかけてしまいます

・受話器の肩ばさみ:下顎の動きが不自然で筋肉が疲れやすくなってしまう

・片方ばかりで噛む:できるだけ両方の顎を均等に使う

・うつぶせ寝:顎関節を突き上げてしまいます

・歯ぎしり:原因は様々ですが、ストレスと関係しているようです。起床時に顎の疲れを感じたら疑いましょう

などなどです

もし、お困りの事、ありましたらいつでもご相談ください

2013年5月13日
口腔常在菌

今回は常在菌についてです。

常在菌とは私たちの体の中や口の中に住みついている最近やカビの事です。

常在菌が多い順番としては腸、口、鼻、皮膚などです。

お口の中には500〜700種類くらいの常在菌が住みついています。

一口に菌と言っても常在菌の中には善玉菌も悪玉菌もいます。

しかし、歯みがきがしっかりできていない状態で、食べかすがのこっていると、最近の栄養がたくさんあり、常在菌の繁殖がすすみます。

繁殖が進んでしまうと、唾液の抗菌作用だけでは勝てません。

こうして起こる細菌の感染症がむし歯や歯周病なんです。

口の中の悪玉菌の代表格がミュータンス菌です。

赤ちゃんの頃にお母さん、お父さんをはじめ、周囲の人からむし歯菌がうつると聞いた事もあるかと思いますが、まさにこのミュータンス菌がそれなんです。

この菌は普段、お口の中が清潔であれば人に害を与えるような細菌ではありません。

歯にピタッとくっついてそれを足場に増殖する性質があります。

そして糖分(砂糖)が大好きで、糖分を栄養にして酸を作り出し、さらに自分の周りをネバネバにして歯に対して定着しやすくします。

お口の中に糖分があればあるほど、ミュータンス菌により酸が作り出され、プラークはバイオフィルムというさらにはがれにくいバリアとなってしまうのです。

作り出される酸によって歯のエナメル質は溶かされ、穴があき、むし歯が進んでしまうのです。

さらにバイオフィルムの中にいる細菌はより強いバリアの中でぬくぬくと過ごしながら増殖してしまうのです。

常在菌の代表格としてP・G菌(ジンジバリス菌)という細菌もいます。

このP・G菌は歯周病の原因菌です。

空気に触れるとすぐに死んでしまうほどの一見弱い細菌なのですが、プラークやバイオフィルムの中、歯ぐきの溝(歯周ポケット)の中に入り込み、増殖します。

こうしてP・G菌は増殖し酵素を出して、歯を支える歯槽骨を溶かしながら歯周ポケットの奥へ奥へ進んでいきます。

歯周病菌と体の抵抗力が互角の間は症状は停滞しているのですが、菌数が爆発的にふえたり、体の抵抗力が弱まると、歯周病は一気に進行してしまいます。

このように常に存在する菌である常在菌は一度口腔内に定着してしまうと完全に無くすというのは無理なんです。

ですので、うまくコントロールする。それは日頃のお手入れ、食事習慣、定期検診などが大きく影響してきますので、みなさん、頑張ってお口の中を清潔に保ちましょう!

しかし、常在菌の怖いのはそれだけではないんです。

私たちの体力(免疫力)が低下した時には普段おとなしくしている常在菌が活発になり、時には全身症状を伴う様々な感染症を引き起こしてしまう事もあるのです。

2013年5月 9日
フッ化物について その2

今回はフッ化物について、その発見の由来などについてお伝えします。

まず、皆様がフッ化物を取り込む一番のメインはおそらく歯磨き粉からだと思います。

実際に販売されている歯磨き粉のうち9割近くにフッ化物が入っています。

この歯磨き粉に入っているフッ化物の応用の仕方は局所応用といって、歯磨き粉以外にも、フッ化物ジェル、スプレー、フッ化物溶液でうがい(学校や幼稚園、保育園などで主に行われている)などがあります。

日本ではこれらのようにフッ化物を局所応用で用いています。

海外ではこうした局所応用の他に、水道水のフッ化物濃度調整や食塩にフッ化物を添加したり、フッ化物タブレットを使うなどの全身応用も行われています。

食塩や水道水にフッ化物を添加するというと日本人の方々は少し違和感や心配を感じる方もいるかもしれません。

しかし、フッ化物がむし歯予防に用いられるようになったきっかけは、フッ化物濃度の高い天然水を飲む地域にむし歯が少ない

という事が発見されたからなんです。

1900年頃、若い歯科医師がアメリカのロッキー山脈の麓の住民に独特の褐色の歯を見つけて研究を始めました。

その住民たちの歯は形成不全である以外に健康上の問題は認められず、逆にむし歯が非常に少ないという特徴を見つけました。

その褐色の歯は極めて高い濃度のフッ化物を含む天然水を飲んでいるために起きる斑状歯だと分かったのです。

これをきっかけにアメリカ中の飲み水のフッ化物濃度とむし歯の関係を調べる調査をした所、1ppmのフッ化物濃度の入った水を飲んでいる地域はむし歯も抑制されつつ、歯の色もほとんど問題ないという事がわかったのです。

このフッ化物の力を歯科に役立てようと1945年にはアメリカで初の水道水のフッ化物添加、フッ化物の全身応用が始まりました。

その後、様々な工夫の中でフッ化物の局所応用が生まれました。

つまり日本でおなじみの局所応用よりも全身応用の方が歴史が古いんです。

今でもアメリカ、オーストラリア、シンガポールなどでは水道水にフッ化物が入っています。

国が変わるとフッ化物に対する常識もこんなに違うんですね。

2013年5月 8日
フッ素について

今回はフッ素について。

まず、フッ素と言うとどんなイメージを持たれているでしょう?

多くの方は歯に塗ってむし歯を予防する、それがフッ素に対するイメージだと思います。

ほとんど正解ですが、今回はもう少し詳しくお伝えしたいと思います。

まず、「フッ素」というのは自然界に存在する微少ミネラル元素です。

つまり酸素、や水素などと同じ感じでフッ素という元素なんです。

そして地中におよそ280ppm、海水にはおよそ1.3ppmの濃度のフッ素がフッ化物として含まれています。(水や食品中のフッ素はフッ化物と呼ばれます。)

そのため、草木、樹木、野菜や穀物、海に行きている魚や貝などにフッ化物は含まれているんです。

そしてそれらを食べている私たちの体内にも当然フッ化物は含まれています。

この事自体あまり一般に広く知られていませんよね。

フッ素と言うと歯医者さんで塗ってもらうもの

っていう感覚をお持ちの方も多かったと思います。

フッ化物はどこにでもある。ではなぜあえて歯科医院でフッ素塗布したり、歯磨き粉にフッ化物が入っていると良いのかをお話しします。

健康な歯はむし歯菌の出す酸によって溶かされたり、逆に唾液の中のミネラルによって修復されたりを繰り返しながらバランスをとっています。

しかし、食生活などの生活習慣により脱灰(歯が溶ける事)が多く、修復(歯の再石灰化)が足りない状態が続くと、歯に穴があき、これがむし歯が出来始めてしまうのです。

この修復を助けるのがフッ化物なんです。

具体的には

1:適量のフッ化物により唾液の中に溶け出したミネラルが歯に取り込まれやすく、歯が修復されるスピードが早くなる

2:フッ化物の助けによって修復された歯は元の歯の結晶より硬くなる(むし歯になりにくい)

3:フッ化物には抗菌性がありむし歯の働きを抑える

これらの理由からフッ化物は歯の強い味方になるんです。

現在は市販の歯ブラシの8割くらいにフッ化物が添加されています。

そして歯科医院だからこそ出来る事、それは

機械的に歯をキレイに清掃して、プラークが非常に少ない状態でフッ化物を塗布する

こうする事で歯面にしっかりフッ化物が取り込まれるので、より確実な効果が見込まれるという事です。

フッ化物の力を借りてむし歯をしっかり予防しましょう

2013年5月 4日
歯周病と心筋梗塞、脳梗塞

今回は歯周病と血管についてです。

まだ疫学的には証明されていないのですが、糖尿病とともに最近になり歯周病と心疾患などの関連性が注目を浴びています。

どういう関係があるかと言いますと

歯ぐきから入った歯周病菌やその毒素は、血流に乗って心臓に届きます。

その刺激で免疫細胞が活性化し、炎症物質のサイトカインという情報伝達の為の物質(タンパク質)が作られます。

これは血管の壁を傷めてしまったり、脂肪のかたまりが血管の壁にくっついたり、血栓(血管内の血の塊)ができてしまうというトラブルが起こってしまいます。

こうして様々な要因により血管が詰まってしまう事が心筋梗塞の原因となります。

そしてはがれた血栓が流れて脳の血管に達してしまうと脳梗塞の原因にもなります。

これらは歯周病になると必ず起こるわけではないのですが、詰まった血管を調べたら歯周病菌が発見されたという報告もあります。

まだまだ全てが解明された訳ではありませんが、心筋梗塞や脳梗塞などの原因の一つとして歯周病が考えられるのであれば、なおさら日頃の習慣によって歯周病を予防する事が重要です。

2013年5月 3日
歯周病と糖尿病

今回は歯周病と糖尿病についてです。

歯周病が全身疾患に深く関わっている事はもしかしたら聞いた事があるかもしれません。

特にはっきり分かっているのが糖尿病の患者さんが歯周病になりやすいと言う事です。

血液の血糖値が高い状態が続くと酸素を運ぶヘモグロビンが糖とくっついて糖化ヘモグロビンというベタベタくっつきやすい赤血球になってしまいます。

この糖化ヘモグロビンが血液の中に増えると血液が流れにくくなり、酸素が十分に行きわたらなくなってしまいます。

その結果細胞の働きが低下して炎症が治りにくくなり、感染に対する抵抗力も弱くなってしまいます。

これが糖尿病の患者さんが歯周病が悪化しやすい原因なのですが、逆に!!

歯周病が糖尿病を悪化させるという事が最近解明されてきています。

歯周病菌が白血球などの免疫細胞と戦うと炎症物質がでますが、血液の中に流れ込んでいるこの炎症細胞が体内の血糖値を上昇させていると考えられると様になりました。

歯ぐきから入った炎症物質はやがて肝臓や内臓脂肪にたどり着きます。

そこで腫瘍壊死因子という物質がでます。

この物質がインスリンの働きを低下させてしまうのです。

インスリンが働かないと細胞は糖を十分に消費する事が出来ないため、血液中に糖がたまり、血糖値が上がってしまうのです。

この様に糖尿病と歯周病は密接に関係して双方向に悪さをしてしまうのです。

しかし、逆に歯周病の治療をした事で血糖値が改善したという報告も出てきました。

毎日の正しいブラッシングや歯科医院での定期的な検診によって全身も健康になりましょう!!

2013年5月 3日
歯肉炎について

今回は歯肉炎についてです。

歯肉炎は歯周病の初期段階です。

歯の表面のエナメル質や歯茎の溝(歯周ポケット)にプラークが溜まり、その中に潜んでいる歯周病菌やその細菌が出す毒素が悪さをして歯茎に炎症が起きます。

少し逸れますが、プラークとはただの磨き残しではなくて、細菌の塊なんです。組成の8割は水分ですが残りの大半が細菌です。そしてプラーク1mgあたり10億個の細菌がいるんです。10億個ですよ!!怖いですねぇ。

話を戻して

このプラーク内の細菌が炎症を起こす事で歯茎がプクッと腫れたり、疲れた時にムズムズする事があるんです。

よく聞くのが、歯磨きの時出血するってやつです。

痛みも無く、見た目もほとんど異常なし。

歯肉炎の状態だとこんな感じです。

この段階なら歯を支える歯周組織(セメント質、歯槽骨、歯根膜)は破壊されていません。

これが非常に大切です。

歯を支えている骨、歯槽骨が破壊されたらもう取り戻す事はできないのです。

だからこそこの歯肉炎の段階で食い止める事が大切なのです。

そのためには歯石をとる、正しいブラッシングをするなどしてプラークを定着しにくくする事が重要です。

早い人だと1週間ほどで歯茎の腫れが引いてきますよ。

まとめると

歯を守るためには

歯を支える骨を守りましょう。

そのためには歯肉炎でとどめましょう。

そのためには正しい歯磨きと歯石取りをしましょう。

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